「This Game Costs 200 Dollars」という名前そのままに200ドル(約3万円)で販売されているSteamゲームが、ビジュアルクオリティとは対照的に開発者へ130万ドル近い収益をもたらしかけたとして、海外ゲームメディアで取り上げられています。
ニュース概要

「This Game Costs 200 Dollars」は、タイトルに自分の価格をそのまま冠した自己言及的なSteamゲームで、実際に200ドルという価格で販売されています。見た目の完成度は高くないと評されているにもかかわらず、その大胆な値付けとコンセプトが話題を呼び、開発者が130万ドルに迫る売上を達成しかけたとRock Paper Shotgunが報じています。
ハマケンのひとこと
最初にこのタイトルを見たとき、正直「笑いをとるためのネタゲームだろう」と軽く流そうとしました。ただ、130万ドル近い売上を200ドルという単価で割ると、単純計算で約6,500本ほど売れた計算になります。「見た目が良くない」とされるゲームをそれだけの人が購入した背景には、「高額=何か特別な体験があるはず」という消費者心理や、タイトルの奇抜さがSNSで拡散したことが大きく影響していると思われます。近年、インディーゲーム(個人や小規模チームが開発するゲーム)の市場では価格の低下や無料化の波が続いていますが、その流れにあえて真っ向から逆らうことで注目を集めるという逆張り戦略が、ここまで機能したのは驚きです。ゲームの「価値」とは内容で決まるのか、それとも価格や話題性でも作られるのか——この件はその問いへの、かなり刺激的な実例といえるでしょう。

