『The Elder Scrolls V: Skyrim』(スカイリム)にちなんで作られたインターネット上のユーザー名を、アメリカ・ウィスコンシン州の警察が誤って記録したことで、まったく無実のカナダ人男性が18か月間にわたって収監されるという冤罪事件が発生していたとIGNが報じています。
ニュース概要

ウィスコンシン州の警察が捜査の過程でオンライン上のユーザー名を照会した際、スカイリムをもとにしたそのアカウント名の綴りをわずかに誤って記録してしまいました。この小さなミスによって、本来の対象者とは異なる無実のカナダ人男性が誤って特定されてしまい、その結果として当人は18か月間も収監される事態となりました。ゲームタイトルからインスパイアされたユーザー名というデジタル上の証拠が、致命的な誤りの引き金になったケースです。
出典: IGN
ハマケンのひとこと
たった一文字か二文字の入力ミスが、一人の人間の人生を1年半以上も奪ってしまったという事実は、正直読んでいて背筋が冷たくなりました。ゲーマーなら誰でも持っているようなゲームタイトル由来のユーザー名が、よもやこういった形で人の運命を左右するとは、誰も想像しないでしょう。
この事件が示しているのは、捜査機関がデジタル上の識別情報(ユーザー名やIDなど)を扱う際に、どれほど細心の注意が必要かということです。オンライン上のアカウント情報はアルファベットの大文字・小文字や数字との組み合わせが複雑なものも多く、人の手による転記ミスが起きやすい性質を持っています。特にゲーマーのユーザー名は、作品の固有名詞や造語を組み合わせた独特の綴りになることが多いため、余計にミスが起きやすいとも言えます。
冤罪は世界中で繰り返されてきた問題ですが、デジタル証拠の取り扱いミスという現代的な原因によるものは今後も起きうる話です。捜査の現場での確認プロセスの重要性を、ゲームニュースという意外な入口から改めて考えさせられる一件でした。

