ダークファンタジー系吸血鬼RPG『The Blood of Dawnwalker』に、敵から奪った歯を”通貨”として使い時間の流れに干渉できるユニークなゲームメカニクスが存在することが明らかになりました。
ニュース概要

『The Blood of Dawnwalker』は、CD Projekt Red(『ウィッチャー』シリーズなどで知られるスタジオ)の元スタッフが設立したReble Wolvesが開発中の中世舞台の吸血鬼RPGです。本作には「時間の進行」がゲームプレイに影響するシステムが採用されており、今回の情報では倒した敵の歯を収集し、それを”歯の妖精(Tooth Fairies)”と呼ばれる不気味なキャラクターたちに渡すことで、ゲーム内時間の流れを曲げる——つまり時間経過を調整できることが判明しました。妖精といえば愛らしいイメージですが、本作のそれはかなり禍々しい存在として描かれているようです。
ハマケンのひとこと
「敵の歯を集めて時間を操る」というアイデア、最初に聞いたときは思わず二度見してしまいました。ただ、よく考えるとこれはかなり巧みな設計だと思います。本作はゲーム内時間がリアルに進んでいくタイムプレッシャー型の構造を持っており、「何をいつやるか」の選択が結末に直結するタイプのRPGです。そのなかで時間を操る手段を「ボスを倒すだけ」ではなく「歯という戦利品を集めて特定の取引相手に渡す」という形にすることで、探索や戦闘への動機付けが自然に生まれる仕組みになっています。
また、「歯の妖精」という西洋の民間伝承をベースにしつつ、それをグロテスクに再解釈するセンスはダークファンタジーらしくて個人的にはかなり刺さります。吸血鬼と歯というモチーフのつながりも、世界観に溶け込んでいますね。開発元はAI音声の活用を巡って一部から批判も受けていますが、ゲームシステム面での独創性は本物だと感じます。正式リリース後の評価がどうなるか、引き続き注目していきたいタイトルです。

