ノーラン監督「The Odyssey」トロイの木馬の映像表現、着想源は58年前の「猿の惑星」

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クリストファー・ノーラン監督の新作映画「The Odyssey」において、作中最重要の映像表現とされるトロイの木馬の着想源が、1968年公開のSF映画「猿の惑星」にあることが明らかになりました。

ニュース概要

The Odysseyのニュース画像

Polygonの報道によると、ノーラン監督はホメロスの叙事詩「オデュッセイア」を原作とする映画「The Odyssey」の制作にあたり、トロイの木馬をどう映像として成立させるかというテーマを数十年にわたって考え続けてきたといいます。その解答として行き着いた着想源が、公開から58年が経過した今も語り継がれるSF映画「猿の惑星」(1968年)に仕込まれた”ある仕掛け”であることが今回の記事で伝えられています。「猿の惑星」はその衝撃的な結末のどんでん返しで映画史にその名を刻む作品であり、ノーラン監督がそのアプローチをトロイの木馬の表現にどう落とし込んだのかは、映画の公開をもって明らかになる見込みです。

出典: Polygon

ハマケンのひとこと

「猿の惑星」のラストシーンは、映画史上屈指のどんでん返しとして今も語り草になっていますね。あの衝撃は「大きな物体を見せる順序とタイミング」を絶妙に操った結果であって、単なるストーリーの仕掛け以上に、映像表現そのものへの問いかけでもありました。ノーラン監督がトロイの木馬——「内側に秘密を隠した巨大な構造物」——を描く際にこの作品から着想を得たというのは、よく考えると非常に腑に落ちます。

ノーラン監督はこれまで「インターステラー」や「オッペンハイマー」など、視覚と構造を緻密に絡ませてきた作品を数多く送り出してきました。その監督が「数十年来の課題」と位置づけるほど、トロイの木馬の映像化に慎重だったことの重みは相当なものです。単に「木馬を作って映す」だけでなく、観客が「あっ」と息をのむような見せ方を徹底的に設計しようとしているのではないでしょうか。

ゲームの演出においても、ボス登場シーンや世界の真相を明かすカットシーンで「何をいつ見せるか」は制作者が最も頭を悩ませる部分のひとつです。ノーランのアプローチは、ゲームクリエイターにとっても参考になる視点を含んでいるかもしれません。公開後に答え合わせするのが今から楽しみです。

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