「007 First Light」は当初マルチキャラクター構想だった、IO Interactiveが明かす

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「Hitman」シリーズで知られるIO Interactiveが開発中のスパイアクション「007 First Light」は、かつてジェームズ・ボンド一人に焦点を当てた作品ではなく、複数キャラクターを操る全く異なるゲームとして構想されていたことが、開発スタッフへのインタビューで判明しました。

ニュース概要

007 First Light ジェームズ・ボンドのクローズアップ

Rock Paper Shotgunによるインタビューの中で、IO Interactiveの開発チームは「007 First Light」がかつてアンサンブル形式——つまりボンド以外のキャラクターも操作できる複数主人公のゲーム——として検討されていたことを明らかにしました。最終的にはボンド単独にフォーカスした形へと設計が変わりましたが、開発者は「チュートリアルシーケンスの中で、実現されることのなかった約束をしてしまっている」と率直に認めており、初期構想の名残りがゲーム冒頭に残っているとも受け取れる発言をしています。

出典: Rock Paper Shotgun

ハマケンのひとこと

IO Interactiveといえば長年「Hitman」シリーズを手掛けてきたスタジオ。47という一人の暗殺者を掘り下げることを得意とする彼らが、ボンド作品でアンサンブル形式を試みようとしていたというのは、かなり大胆な方向転換だったと思います。MI6のエージェントたちを切り替えながら遊ぶスパイアクションは確かに魅力的なコンセプトですが、「ボンド」というブランドの核にあるのはやはりジェームズ・ボンド個人のカリスマ性ですから、単独フォーカスへの変更は理にかなった判断とも言えます。

それよりも気になるのは「チュートリアルで実現しなかった約束をしてしまっている」という開発者自身の言葉です。ゲーム序盤でプレイヤーに抱かせた期待と、実際のゲーム体験にギャップがあることを自ら認めているわけで、これはローンチ後のプレイヤーの反応に少なからず影響しそうです。開発途中での大きな方向転換は珍しいことではありませんが、そのしわ寄せがチュートリアルというゲームの「第一印象」に残ってしまっているとすれば、丁寧なケアが必要な部分でしょう。リリース後、実際にどう感じるプレイヤーが多いのか注目しています。

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