オランダの消費者団体がSony(ソニー)を相手取って進めている訴訟で、新たな論点が浮上しています。PlayStationにおける物理ディスク版タイトルの縮小傾向こそが、自分たちの主張の正しさを裏づけるものだ、というのが団体側の言い分です。
ニュース概要

オランダの消費者団体がSonyに対して起こしている訴訟で、団体側はPlayStationプラットフォームにおける物理ディスクの衰退を新たな根拠として挙げています。デジタル販売への一本化が進むほど、ゲームの価格や利用可能な期間をSonyが単独で決められる立場になり、ユーザーは不利な状況に置かれるというのが主張の骨子です。PC向けのSteamと比較したうえで、閉じたコンソール市場ならではの問題を指摘する形になっています。
出典: PC Gamer
ハマケンのひとこと
「買ったはずのゲームが、いつの間にか遊べなくなる」という問題は、ここ数年で急に現実味を帯びてきたテーマですよね。過去にもPS Storeの旧世代機向けストア閉鎖騒動や、購入済み映像コンテンツの削除騒動などで議論になってきましたが、今回のオランダの訴訟はそれを消費者保護法の枠組みでガチンコに問うている点が興味深いところです。特に「ディスクが消えれば、価格も寿命もプラットフォーマー次第」という指摘は、コンソールユーザーにとってかなり刺さる話ではないでしょうか。PCならSteam以外にもGOGやEpicなど選択肢があり、DRMフリーで販売する店もありますが、PSはSony一択という構造上、独占性が問われやすいのは確かです。日本ではあまり話題になっていませんが、この訴訟の行方次第では返金ポリシーやライセンス表記の見直しに波及する可能性もあり、注視しておきたいニュースです。

