『インセプション』『インターステラー』などで知られるクリストファー・ノーラン監督の2006年作品『プレステージ』が、近く劇場スクリーンに戻ってくることが明らかになりました。ノーラン作品の中では比較的地味な扱いを受けてきた本作にとって、久しぶりの再評価の機会になりそうです。
ニュース概要

IGNの報道によると、クリストファー・ノーラン監督の映画『プレステージ』(原題: The Prestige)が近日中に再び劇場公開される予定とのことです。本作は監督のフィルモグラフィーの中では相対的に語られる機会が少ない一本と位置づけられており、今回のリバイバル上映が改めて注目を集めるきっかけになりそうです。
出典: IGN
ハマケンのひとこと
『プレステージ』は、ヒュー・ジャックマンとクリスチャン・ベールという2大スターが手品師として競い合う姿を描いた、じつに味わい深い一本です。『バットマン ビギンズ』と『ダークナイト』の間に挟まれた作品ということもあって、ノーラン作品の中では話題に上る機会がやや少ないのですが、「観客を欺く」というテーマ自体が映画そのものの構造とリンクしている構成美は、何度観ても発見があります。ゲームで例えるなら、周回プレイで真相が見えてくる伏線回収系タイトルに近い感覚でしょうか。ノーラン監督は近年『TENET』『オッペンハイマー』とIMAX上映へのこだわりを強めていますから、今回のリバイバルもぜひ大きなスクリーンで、あのラストのゾクッとする瞬間を体感したいところです。未見の方にはネタバレを踏む前に劇場へ駆け込むことを強くおすすめします。

