Hitmanシリーズや007: First Lightで知られるIO Interactiveが、トルコ・イスタンブールのオフィスを閉鎖し、人員削減を実施することを公式に認めました。将来にわたって会社を存続させるために避けられない判断だとしています。
ニュース概要

IO Interactiveは公式SNSを通じ、イスタンブール拠点の閉鎖と、それにともなう人員整理を発表しました。同社はこの決定を「会社を今後も維持していくために必要な措置」と説明しています。背景として報じられているのが、Xboxからの資金提供打ち切りです。IOはこれまで新規タイトルの開発でMicrosoftとの関わりがありましたが、その支援が失われたことがスタジオ体制の見直しにつながった格好です。同社は年内に007: First Lightのリリースを控えています。
出典: GameSpot
ハマケンのひとこと
IO Interactiveといえば、ステルスアクションの金字塔Hitmanを長年支えてきた老舗デベロッパーで、近年はジェームズ・ボンドを題材にした007: First Lightやプロジェクト・フォースンといった意欲的なタイトルを並行して進めていた印象があります。それだけに、Xboxからの資金撤退という外部要因でスタジオ閉鎖にまで追い込まれるのは、ここ最近の業界を象徴する出来事に感じます。パブリッシャーやプラットフォーマー主導のファンディング契約は、開発規模を一気に拡大できる一方、支援が止まった瞬間に組織そのものが揺らぐ諸刃の剣なんですよね。Hitman World of Assassinationのライブサービス運営を軸に自社IPを強く持っているIOであれば立て直しは可能だと思いますが、まずは年内発売とされる007: First Lightがどう着地するかが、スタジオの今後を占う一番の試金石になりそうです。

