世界のゲーム市場が2025年についに2000億ドルの大台を突破したと、PC Gamerが市場アナリストの分析を引用して報じています。中でもPCプラットフォームが成長を牽引しており、2026年は『GTA 6』が商業的な起爆剤になると予想されています。
ニュース概要

市場アナリストのMichiel Buijsman氏の分析として、2025年のゲーム業界の世界収益が2000億ドル(およそ30兆円)を超えたことが報じられました。市場全体が縮小しているのではという見方もあった中で、依然として成長を続けていることが確認された格好です。プラットフォーム別ではPCの伸びが最も大きく、市場拡大の主役になっています。さらに同氏は、2026年のゲーム市場を方向づける最大の商業的要因として『グランド・セフト・オートVI』を挙げています。
出典: PC Gamer
ハマケンのひとこと
「ゲーム業界は不況」「大手のレイオフが続いている」というニュースが目立つ一方で、市場規模そのものは過去最大を更新し続けているというのは、けっこう象徴的な話だと思います。要は、業界全体のパイは膨らんでいるのに、コストと開発期間が膨れ上がって採算が合わなくなっているスタジオが増えている、という構造的な歪みが浮き彫りになっているわけですね。PCがけん引役というのも納得で、Steamの記録更新やSteam Deckの普及、ハンドヘルドPCの盛り上がりが効いてきている印象です。そして2026年の鍵が『GTA 6』というのも、もはや一作品が市場全体を動かす”イベント”扱いになっているのが面白いところ。発売時期によっては、他社が大作を意図的にずらすなど、リリーススケジュール全体に影響が及びそうです。逆にいえば、隙間を狙うインディーや中堅タイトルにとってはチャンスの年になるかもしれません。

