一人称視点のホラーシューター『Luna Abyss』を世に送り出したばかりのKwalee Labsが、発売からわずか数週間でスタッフの解雇に踏み切ったことが明らかになりました。Xbox Game Passのデイワン配信という追い風があっても、開発チームの雇用は守られなかった形です。
ニュース概要

Kwalee Labsは先月下旬、Xbox Series X|S、PlayStation 5、PC向けに『Luna Abyss』をリリースしたばかり。Xbox Game Passへのデイワン対応タイトルとしてもスタートを切りました。しかし同社CEO兼プロダクションディレクターのHollie Emery氏がLinkedInで、開発スタッフがレイオフ(人員整理)の対象になったことを公表。発売から間もないタイミングでの解雇となり、求職中のメンバーの存在を呼びかけています。
出典: GameSpot
ハマケンのひとこと
「Game Pass入りすればひとまず安泰」というイメージは、もはや過去のものになりつつあるのかもしれません。サブスク向けの一括契約は開発元に固定収入をもたらす一方で、その後の売上ロイヤリティや継続的なキャッシュフローを見込みづらいという指摘は以前から囁かれていました。今回のKwalee Labsの件も、ローンチ後に売上カーブで回収していくモデルとの相性の悪さが背景にあるのではと勘ぐってしまいます。
『Luna Abyss』自体は、月面の巨大シャフトに潜るというビジュアル面でも独特の魅力を持つ作品で、せっかく出したばかりのタイトルのサポートが今後どうなるのかも気がかりです。インディー・中規模スタジオを取り巻く環境はここ数年厳しい状態が続いていますが、ローンチ直後の解雇というニュースが続くようだと、デベロッパー側が「サブスク依存」を見直す動きも加速しそうです。元スタッフの皆さんが早く次の場所に辿り着けることを願います。

