PCパーツメーカーのCooler Masterが、熱設計400Wというとんでもないスペックを掲げたコンセプト版のAIO(オールインワン水冷)クーラーをお披露目しました。次世代の超多コアCPUに備えた、まさに「規格外」の冷却ソリューションです。
ニュース概要

Cooler Masterが披露したコンセプトモデルのAIOクーラーは、最大400Wの発熱までを冷却ターゲットとして設計されているとのこと。PC Gamerは、この製品がIntelの次世代CPU「Nova Lake」のような大規模コア構成のチップを想定したものではないかと推測しています。AIOクーラーとは、ラジエーターやポンプ、チューブが一体化された組み立て済みの水冷ユニットのことで、高性能CPUの冷却に広く使われています。現時点ではあくまでコンセプト段階で、製品化や価格に関する詳細は明かされていません。
出典: PC Gamer
ハマケンのひとこと
400Wという数字、改めて見るとちょっと現実離れしていますよね。現行のハイエンドCPUでもピーク時で250W〜300W前後が一つの目安なので、そこからさらに大きく余裕を持たせた設計ということになります。これは単にロマンや見栄ではなく、IntelのNova Lakeでは最大52コアという噂もあり、メーカー側も「この先のCPUはこれくらい冷やさないと回らない」と判断している証拠なのかもしれません。CPUの発熱が増え続ければ、ケース内のエアフロー設計や電源容量の選び方も自然と変わっていきますし、空冷の限界も改めて意識される時代になりそうです。個人的にはコンセプト機特有のゴテゴテした見た目も嫌いじゃないので、製品版でデザインがどこまで実用に寄せられるのか、そのバランスにも注目したいところです。

