2025年に発表され話題を集めたレゴとポケモンのコラボシリーズ。組み立ててみると気づくのは「肝心のサトシ的キャラクター人形(ミニフィグ)がいない」こと。この点についてレゴのデザインディレクターがPolygonの取材に応じ、その意図を語っています。
ニュース概要

レゴ ポケモンの新ラインナップ「Smart Play」シリーズには、おなじみの黄色いミニフィグ(人型のレゴ人形)が含まれていません。Polygonのインタビューに登場したデザインディレクターによれば、これは意図的な選択とのこと。プレイする子ども自身がポケモントレーナーになりきれるよう、あえて人間キャラクターをセットに入れず、ピカチュウなどのポケモン側に焦点を当てる設計思想を採っているそうです。「今のところ(yet)」という言葉から、将来的にミニフィグが追加される可能性も示唆されています。
出典: Polygon
ハマケンのひとこと
これ、なかなか深いデザイン哲学だと思うんですよね。レゴ スーパーマリオシリーズでも同じアプローチが取られていて、プレイヤーキャラはあえて電子モジュール入りのマリオ本体に任せ、子どもは「俯瞰の神様」として世界を動かす立場になります。ポケモンの場合、トレーナーをミニフィグ化してしまうと「サトシごっこ」になってしまいますが、人形を置かないことで、組み立てた子ども自身が部屋にいながらトレーナーになれる。ごっこ遊びの自由度を最大化する巧みな引き算です。一方で、コレクター層からすると「ピカチュウを連れたサトシのミニフィグ」は絶対に欲しい一品。記事タイトルの「(yet)」が示す通り、将来的にはアダルトファン向けの大型ディスプレイセットなどで人間キャラが登場する展開もあり得そう。レゴ任天堂コラボの王道パターンを踏襲する形になりそうですね。

