ポケモンカードを高額転売する「スキャルパー」たちを取り締まる、ちょっと毒のあるカードショップ経営シミュレーション『You’re A Scalper, Aren’t You?』が話題を呼んでいます。海外メディアRock Paper Shotgunが取り上げた、なかなか尖ったコンセプトの新作です。
ニュース概要

『You’re A Scalper, Aren’t You?』は、人気カードや希少カードを買い占めて高額で転売する迷惑な客を見抜き、追い払うことを目的としたカードショップ経営シム(ショップ運営シミュレーション)です。Rock Paper Shotgunは本作を、書類審査で不審者をあぶり出す名作『Papers, Please』になぞらえつつ、「最近遊んだ職業シムの中でも特に報復精神に満ちた一本」と評しています。プレイヤーは店主として、訪れる客が純粋なコレクターなのか、それとも利ザヤ狙いの転売屋なのかを判別していくことになります。
ハマケンのひとこと
これは時代を映した題材ですね。ポケカに限らず、近年は人気カードゲームの転売問題が世界的に深刻で、定価で買えない・抽選販売が当たり前という状況が続いています。そのフラストレーションを「成敗する側」に回って晴らせる、というのは発想として非常にキャッチーです。『Papers, Please』を引き合いに出されているのも納得で、限られた情報から相手の意図を読み取る判断ゲームは、シンプルながら中毒性が高いジャンル。客の言動や購入履歴、欲しがるカードの種類などから転売ヤーを見抜く、といったメカニクスになるなら面白くなりそうです。ただ、誤って真面目なコレクターを追い払ってしまったときのペナルティ設計や、店の評判システムをどう絡めるかで評価が分かれそう。風刺の効いたインディー作品として、続報を追いかけたい一本です。

