『ヒットマン』シリーズで知られるIO Interactiveが手がける新作『007 First Light』。同作に登場するジェームズ・ボンド像について、開発元が「時代に合わないであろう要素は省く」という方針を明らかにしました。映画版のオールドファンには気になるトピックです。
ニュース概要

IO Interactiveは、開発中のスパイアクション『007 First Light』におけるジェームズ・ボンドの描き方について言及しました。原作小説や旧来の映画シリーズで見られた女性蔑視的・性差別的な振る舞いについては、現代の作品として「取捨選択せざるを得ない部分がある」とのスタンス。本作は若き日のボンドが「00」の称号を得るまでを描く新たなオリジンストーリーで、過去の作品像をそのまま踏襲するのではなく、再解釈したキャラクターとして登場することが示唆されています。
出典: PC Gamer
ハマケンのひとこと
ショーン・コネリー時代のボンドを今そのまま動かしたら炎上必至、というのは誰しも察するところで、IO Interactiveの判断は妥当だと感じます。むしろ気になるのは、「女好きで皮肉屋」という記号を削ぎ落としたあとに、ボンドというキャラクターをどう成立させるかという点。タキシードとマティーニとガジェットだけでは007にはなりません。本作は「00を取る前」の青年期を描く設定なので、まだ完成していない人物として、人間味や未熟さを掘り下げる余地は大いにありそうです。『ヒットマン』で47というほぼ無口な暗殺者を魅力的に描き切ったIOなら、新時代のボンド像にも説得力を持たせてくれるはず。あとはQやMといった脇役陣との関係性をどう構築してくれるか、続報を待ちたいところです。

