『Far Cry 2』や開発中だった『Assassin’s Creed Hexe』のクリエイティブディレクターを務めたClint Hocking(クリント・ホッキング)氏が、Ubisoftを離れてから数ヶ月を経て、自身の新スタジオを立ち上げたことが明らかになりました。長年にわたって同社の看板タイトルを支えてきたベテランの新たな挑戦として、業界内で大きな注目を集めています。
ニュース概要

Ubisoftで長年活躍してきたClint Hocking氏が、新スタジオを設立したことが報じられました。同氏は『Far Cry 2』『Splinter Cell』『Watch Dogs』といった人気シリーズの主要な役割を担い、近年は『Assassin’s Creed Hexe』のクリエイティブディレクターとしても知られていました。今年に入り突如としてUbisoftを退社しており、その動向が注目されていましたが、ここにきて新天地での活動を本格化させる形となります。
出典: PC Gamer
ハマケンのひとこと
Clint Hocking氏といえば、ゲームデザイン論で語られる「ルドナラティブ・ディソナンス(ゲームプレイと物語の不一致)」という概念を提唱したことでも有名な、いわばゲーム研究界の重鎮的存在です。『Far Cry 2』のあの容赦ない世界観や、プレイヤーの選択を突きつけてくるデザインは、今でも語り草になっていますよね。Ubisoftの大規模オープンワールドの方向性に対して、ある種のアンチテーゼ的な作風を一貫して示してきた人物だけに、しがらみのない新スタジオでどんな尖った作品を作るのか、これは本当に楽しみです。大手の予算を離れた分、こぢんまりとしたタイトルになる可能性は高いものの、むしろ「Hocking節」が濃く出るのはそちらの方かもしれません。続報を気長に待ちたいところです。

