Electronic Arts(EA)がサウジアラビア主導のコンソーシアムによる買収で合意した件について、ゲーマー団体「Players Alliance」のメンバーがEA本社へ赴き、反対の意思を示す署名を届けようとする一幕がありました。
ニュース概要

ゲーマー擁護団体「Players Alliance」に所属する少人数のグループが、EAの本社に出向き、サウジアラビアによる買収案への反対を表明する請願書を手渡そうと試みました。請願には7万筆を超える署名が集まっており、買収に反対する世論の存在をEA経営陣に直接示すことが目的とされています。一連の様子は「raid(突入)」という強い言葉で報じられ、買収を巡るユーザー側の反発が可視化された出来事として注目を集めています。
出典: PC Gamer
ハマケンのひとこと
サウジアラビアの政府系ファンド(PIF)はここ数年、Embracer、Nintendo、Take-Two、Capcomなど数多くのゲーム関連企業の株式を取得しており、EAの完全買収まで動いたことは「ついに来たか」という印象です。一方で、サウジアラビアの人権問題や表現規制への懸念から、欧米のプレイヤーコミュニティでは長く反発の声が燻っていました。今回の抗議は規模こそ小さいものの、7万筆という署名数は無視しがたい数字です。とはいえ、株主にとっては好条件のディールであり、現実的に買収が覆る可能性は高くないでしょう。気になるのはむしろ買収後、『Battlefield』や『The Sims』『Apex Legends』といった看板タイトルの開発方針や表現面にどこまで影響が及ぶのか。ユーザーの声が「買収後の運営姿勢」に対するプレッシャーとして機能するか、引き続き注視したいところです。

