サイケデリックな音楽アドベンチャー『The Artful Escape』で知られるBeethoven & Dinosaurの新作『Mixtape』が、本日ついにリリースを迎えました。リアル志向のタイトルが溢れる中、独自のアートスタイルで「青春の終わり」を描く一作として注目されています。
ニュース概要

『The Artful Escape』の開発元Beethoven & Dinosaurによる新作『Mixtape』が本日発売されました。数年前に発表されてから注目を集めてきた本作は、写実的な作品が多いゲーム業界の中で、際立った独自のビジュアル表現を追求している点が特徴です。テーマは「青春の終わり」を扱う、いわゆる成長物語(Coming of Age)。Rock Paper Shotgun筆者は、こうしたテーマを正面から描くゲームが依然として少ない中で、本作の登場を歓迎しています。アニメーションには『スパイダーバース』以降に見られる、コマ落とし的なテンポの良い描写が取り入れられているとのことです。
ハマケンのひとこと
『The Artful Escape』が好きだった人にとっては待望のリリースですよね。あのギターを掻き鳴らしながら宇宙を旅する高揚感は唯一無二でしたが、今回の『Mixtape』はテーマがより内省的というか、「高校生活の最後の夜」みたいな普遍的でありながら手を出すクリエイターが少ない領域に踏み込んできた印象です。映画なら青春群像劇は王道ジャンルですが、ゲームだと意外と少なくて、思い当たるのは『Life is Strange』や『Oxenfree』くらいでしょうか。プレイヤーが操作してインタラクトするからこそ、別れや喪失の感覚を「自分の物語」として体験できるのがゲームならではの強みだと思うんですよね。タイトルの『Mixtape』が示す通り、音楽体験との融合にも期待がかかります。前作のセンス抜群なBGM選びを思い出すと、今回も名曲のコレクションが楽しめそうです。

