『EVE Online』を手がけるCCP Gamesが、開発中の実験的なサバイバルMMO『EVE Frontier』向けのモッドコンテストにおいて、入賞者へ総額8万ドルもの賞金を支払ったことが報じられました。MODによる拡張を前提にしたMMOという、なかなか挑戦的なアプローチが見えてきています。
ニュース概要

『EVE Online』のCCP Gamesが、現在開発を進めている実験的サバイバルMMO(大規模多人数オンライン)『EVE Frontier』向けのMOD制作コンテストを実施し、その入賞者に対して合計8万ドルの賞金を支払ったとPC Gamerが伝えています。プレイヤー自身がゲーム体験を拡張・改造していくことを前提にした設計が特徴で、コミュニティ主導の開発文化を強く押し出した取り組みになっています。PC Gamerの記事では、このタイトルが相当にコアなプレイヤー層に向けた作品であることも指摘されています。
出典: PC Gamer
ハマケンのひとこと
『EVE Online』といえば、プレイヤー同士の経済戦争や大規模艦隊戦が現実のニュースになるほど濃密な世界観で知られていますが、その後継的存在となる『EVE Frontier』も、やはり一筋縄ではいかないタイトルになりそうですね。注目すべきは、CCPがMODコンテストに8万ドルというリアルマネーを投じている点です。これは「プレイヤーが作ったものがゲームの一部になる」という設計思想を、開発元が本気で実践している証拠だと感じます。MMOの世界では運営が中央集権的にコンテンツを供給するのが一般的ですが、Frontierは逆方向、つまりプレイヤーがインフラごと拡張していくモデルを志向しているように見えます。うまく回ればNeverwinter Nights的な、コミュニティが永久に作品を耕し続けるエコシステムになり得る一方、ハードルの高さからプレイヤーを選ぶゲームになる可能性も大きいので、今後の動きを注視したいところです。

