韓国最高裁、Dark and Darker開発元Ironmaceにネクソンへ約384万ドルの支払い命令

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ダンジョン探索型PvPvEシューター「Dark and Darker」をめぐる長期化していた訴訟に、ひとつの区切りがつきました。韓国の最高裁判所が、開発元Ironmaceに対し、ネクソンへ約384万ドルの賠償を命じる判決を下しています。

ニュース概要

Dark and Darker訴訟に関する韓国最高裁判決

韓国の最高裁判所は、ハードコアダンジョンクロウラー「Dark and Darker」を手がけるIronmaceに対し、ネクソンへ約384万ドル(およそ3億8000万円)を支払うよう命じる判決を確定しました。両社の争いは、Ironmaceの主要メンバーがかつてネクソンで開発していた未公開プロジェクト「P3」の資産を持ち出した疑いをめぐるもの。今回の判決で民事訴訟には終止符が打たれましたが、刑事事件のほうは依然として進行中とのことです。

出典: PC Gamer

ハマケンのひとこと

「Dark and Darker」をめぐる騒動は、2023年初頭にネクソンが米DMCAに基づきSteam版の配信停止を要請したあたりから、ゲーム業界でもひときわ注目度の高い法廷バトルでした。Ironmace側は一貫して資産流用を否定し、独立スタジオとしてゲームをリリース、サーバー販売やコンソール展開まで手を広げてきただけに、今回の最高裁判断は同社にとってかなり重い結果と言えるでしょう。とはいえ、384万ドルという金額はゲーム自体の運営継続を直接揺るがす規模ではなく、ライブサービス型タイトルとしての歩みは続きそうです。気になるのはむしろ刑事事件の行方で、こちらの結論次第では創業メンバーの今後にも影響しかねません。インディーが当てた一発のヒットが、大手パブリッシャーの内部資産をめぐる議論に発展した本件は、ゲーム開発における「アイデアの帰属」という難しいテーマを改めて突きつけているように感じます。

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