2022年に韓国・ソウルの梨泰院で発生した群集事故の実写映像が、人気FPSシリーズ最新作のゲーム内に使用されていたことが明らかになり、開発元のActivisionが遺族への謝罪と映像削除を発表しました。
ニュース概要

Activisionは、「Call of Duty: Modern Warfare 4」内に梨泰院雑踏事故の実際の映像が使われていたことを認め、遺族に向けて謝罪コメントを発表しました。同社は問題となった映像をゲームから取り除くことを確認しています。この事故は2022年10月にハロウィンの夜、多くの人出でにぎわう梨泰院の路地で発生し、150人以上が犠牲となった痛ましい出来事として知られています。
出典: Eurogamer
ハマケンのひとこと
CoDシリーズはこれまでも実際の紛争地域や社会情勢をモチーフにした演出で何度か物議を醸してきましたが、今回のように実在の重大事故の映像をそのまま使ってしまったとなると話は別です。遺族の心情を考えると、制作段階でのチェック体制がどうなっていたのか気になるところです。素材選定を担当したチームが、その映像の出所や背景をきちんと把握していなかった可能性もありそうです。リアリティを追求するあまり、現実の悲劇を軽視してしまうことがないよう、大手パブリッシャーには今後より慎重な素材管理を期待したいですね。今回の迅速な謝罪と削除対応自体は評価できる動きだと思います。

