『SOMA』の系譜を継ぐ新作として注目を集めている『Ontos』。10年以上の歳月をかけて制作されてきたという本作のゲームプレイについて、開発チームが最新情報を明かしました。
ニュース概要

PlayStation Blogにて、開発チームが『Ontos』の制作背景とゲームプレイの狙いについて語る記事が公開されました。本作は名作ホラー『SOMA』の精神的続編と位置づけられており、プレイヤーに哲学的な問いを投げかける内容が特徴とのこと。舞台となるのはネズミが徘徊するサーバー環境で、そこで展開される心理的な体験を短い映像だけで伝えるのは難しかった、と開発陣は制作の苦労を振り返っています。10年以上にわたる開発期間を経て、ようやくゲームプレイを深く紹介できる段階に至ったことに、開発チームは強い手応えを感じているようです。
出典: PlayStation Blog
ハマケンのひとこと
『SOMA』といえば、意識や自我の連続性をテーマに据えた哲学的ホラーとして今なお語り継がれる名作ですよね。その精神的続編を謳う『Ontos』が、サーバーとネズミという一見不釣り合いな組み合わせを舞台に選んでいるのは非常に興味をそそられます。サーバーは「記録」や「データとしての自己」を連想させる装置ですし、そこにネズミという生物的でノイズのような存在が入り込むことで、機械と生命、記憶と現実の境界を揺さぶる演出を狙っているのかもしれません。開発陣自らが「短い映像では伝えづらい」と語っている点も気になるポイントで、これはおそらく本作の核心が派手なアクションではなく、プレイヤーの心理状態や解釈にこそあることの裏返しだと感じます。10年という長い開発期間は不安要素にもなり得ますが、それだけ作り込まれた世界観が今後どう明かされていくのか、続報を楽しみに待ちたいと思います。

