カプコン出身のクリエイターが、日本の山あいの集落にこもって6年もの歳月をかけて作り上げたという、ちょっと変わった経歴を持つ選択型アドベンチャーRPG『Veritas Tales』が話題になっています。
ニュース概要

海外ゲームメディア Rock Paper Shotgun が紹介したのは、元カプコン在籍の開発者が手がけるインディーRPG『Veritas Tales』。日本の山村に拠点を移し、約6年をかけて制作してきたという経歴が注目を集めています。プレイヤーの選択によって物語が分岐していくゲームブック風のスタイルが特徴で、ゲーム制作の場としては珍しい「山奥の村」という環境そのものが、作品の雰囲気作りに影響を与えていそうな一作です。
ハマケンのひとこと
「どこでゲームが作られたか」って、普段あまり意識しない要素ですが、言われてみれば確かに作品の手触りに効いてくる気がします。オフィスビルの蛍光灯の下で量産されるAAAタイトルもいいですが、虫の声や朝霧に囲まれた山村で、ひとりコツコツとテキストを書き、システムを組み、6年間向き合い続けた人の作るRPG――それだけで物語に妙な説得力が宿りそうじゃないですか。
選択型アドベンチャー(プレイヤーの選択で展開が変わる、いわゆるゲームブック型)というジャンル自体、現代では『Disco Elysium』などで再評価が進んでいる領域でもあります。大手の元開発者がそこに自分の人生時間をガッツリ投じた、というのは個人的にかなり気になるポイント。リリース時には実際に触って、その「山村で生まれた手触り」を確かめてみたいですね。

