『All Will Rise』開発陣、暴力的抵抗とエコテロリズム描写に「西側からの反発を覚悟」

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環境破壊や権力への抵抗をテーマに据えたRPG『All Will Rise』の開発陣が、ゲーム内で描かれる武力闘争やエコテロリズム(環境保護を名目にした過激な実力行使)について、欧米プレイヤーからの反発を見込んでいると語りました。「我々はこれらのテーマを扱うアクティビズム的な物語だ」と明言しています。

ニュース概要

All Will Rise

『All Will Rise』の制作チームは、PC Gamerの取材に対して、本作が抑圧への武力的な抵抗や、環境問題に絡む過激な行動を真正面から描く点について、特に西側のオーディエンスから一定の批判が寄せられるであろうことを織り込み済みだと答えています。チーム側は本作を娯楽としてだけでなく、社会的メッセージを持った「アクティビスト(活動家的)な物語」と位置づけており、扱う題材から目を逸らさない姿勢を明確に打ち出しています。

出典: PC Gamer

ハマケンのひとこと

政治的なテーマをそのまま扱うインディーRPGはここ数年で増えてきましたが、「エコテロリズム」を肯定的にも否定的にも単純化せず物語の軸に据えると公言する作品は珍しいですね。『ファイナルファンタジーVII』のアバランチや、近年で言えば『シタデール』のようにフィクションで反体制グループを描いた例はあれど、現実の気候変動運動と地続きの題材を真正面から扱うのはハードルが高い。開発側があらかじめ「反発を覚悟している」と発言したのも、炎上を恐れるよりは事前に立場を明示しておくことで、議論の土俵を整える意図がありそうです。問題はメッセージの強さに対してゲームプレイがどこまで応えられるか。テーマ先行で説教臭くなれば一気に冷めますが、選択や葛藤をプレイヤーに委ねる作りなら、議論を生む良作になり得ると見ています。続報を追いかけたい一本です。

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