『The Witcher 3: Wild Hunt』の没になったクエストラインを蘇らせようという、なんとも野心的なファンメイドMOD「The War Project」が話題になっています。新規クエスト12本、プレイ時間にして約10時間ぶんのモンスターハンティングが追加される予定で、しかも主人公ゲラルト役の声優を一般から募集しているとのことです。
ニュース概要

有志制作のMOD「The War Project」は、『ウィッチャー3』の開発時にカットされた中でも最大規模とされるクエストラインを、本編に組み込む形で復元することを目指したプロジェクトです。合計12本の新クエストと、約10時間分の追加プレイ体験を提供する計画で、現在ボイス収録のキャスティングが進行中。主役であるリヴィアのゲラルトを含む各キャラクターの声優をファンから募っており、条件が合えば誰でも応募できる開かれた体制となっています。
出典: PC Gamer
ハマケンのひとこと
『ウィッチャー3』は発売から10年が経ってもなお現役のMOD文化を抱えている、本当に稀有なタイトルだなと改めて感じます。今回の「The War Project」がすごいのは、単なる追加クエストではなく「開発の過程で実装が見送られた本来のシナリオ」を掘り起こそうとしている点。CDPRはアートブックやインタビューなどでカット要素について比較的オープンに語ってきた経緯があるので、それらの資料を手がかりに構築しているのかもしれません。一方で気になるのは、やはりゲラルト役のハードルの高さ。英語版のダグ・コックル氏の渋い声があまりにも染み付いているので、新しい声に違和感なく没入できるかは正直未知数です。ただ、ファンメイドだからこその挑戦として、完成すれば10年越しの「幻のクエスト」を体験できる稀有な機会になりそう。続報を気長に待ちたいですね。

