『Far Cry 4』のクリエイティブディレクターを務めたAlex Hutchinson氏が、海外ドラマ『Fargo』『Alien: Earth』で知られるNoah Hawley氏のゲームに関する発言を受けて自身の見解を表明しました。ゲームをドラマ化するにあたっての姿勢が、ファンの間で議論を呼んでいます。
ニュース概要

発端となったのは、ゲーム原作の映像化(アダプテーション)を手掛けるNoah Hawley氏の発言で、プレイヤーはどうせカットシーン(物語パート)を飛ばしているのだから、という趣旨の内容がオンラインで反発を招いたかたちです。これを受けてAlex Hutchinson氏は、ファンが望んでいるのはゲームというメディアを軽くあしらうのではなく、きちんと尊重した上で扱ってもらうことだ、という主旨のコメントを発信しました。
出典: IGN
ハマケンのひとこと
『The Last of Us』や『Fallout』のドラマ化が大ヒットして以来、ゲーム原作の映像作品は完全にハリウッドの新しい鉱脈になりました。ただ今回の発言は、その流れの中で出てしまった「ゲームを下に見る本音」が透けて見えたようで、ファンが反発するのも無理はないと感じます。「どうせカットシーンは飛ばされている」という前提でドラマを作られたら、原作の物語を大切にしてきた人ほど不安になりますよね。実際、成功している映像化作品の多くは、原作のテーマや空気感を理解した作り手が、ゲームならではの表現をきちんと咀嚼した上でドラマの文法に翻訳しています。Hutchinson氏のコメントは、ゲーム業界側からの「我々のメディアを舐めないでほしい」という当然の要求として、今後の映像化プロジェクト全体に良い緊張感を与えてくれそうです。

