『Gears of War』や『Unreal Tournament』を手がけたクリフ・ブレジンスキー氏が、自身のアルコール依存症との闘いと今後のゲーム開発への展望を率直に明かしました。
ニュース概要

『Gears of War』シリーズや『Unreal Tournament』の開発に携わったことで知られるクリフ・ブレジンスキー氏が、長年にわたるアルコール依存症の問題について公に語りました。氏は今年3月、飲酒に起因するけいれん発作を経験。これを機に禁酒に取り組み、インタビュー時点では4か月間の断酒を継続しています。また、このインタビューの中で自身のキャリアを振り返りつつ、将来的なゲーム開発への復帰も視野に入れていることを示唆しています。
ハマケンのひとこと
ブレジンスキー氏といえば、Epic Gamesを離れて設立したBoss Keyプロダクションで手がけたヒーロー系シューター(チームで特殊能力を持つキャラクターを操作して戦うジャンル)『LawBreakers』が2017年にリリース直後に失速し、スタジオ閉鎖に至ったことが記憶に新しいです。記事タイトルにある「LawBreakersがこけたから、Concordは盛大に顔面から転べた」という表現は、その後2024年にソニーが大型予算をつぎ込んだ同ジャンルの『Concord』がわずか2週間足らずでサービス終了した一件を皮肉ったもの。業界の流れを先読みしながらも市場に受け入れられなかった苦さと、後発の巨大プロジェクトが同じ轍を踏んだという複雑な心境が透けて見えます。
今回の告白は単なる身辺報告にとどまらず、ゲーム開発者という職業につきまとうプレッシャーやメンタルヘルスの問題を改めて浮き彫りにしています。氏のキャリア復帰が実現するかどうかはまだ不透明ですが、まずは健康を取り戻すことが最優先。回復後にどんなゲームを世に送り出すか、個人的にはひそかに期待しています。

