「価格を下げれば、より多くの人が買う」――言われてみれば当たり前の話ですが、これをXbox Game Passの動向と絡めて改めて指摘する記事が、海外メディアPC Gamerに掲載されました。ゲーム業界の値上げラッシュが続くなかで、なかなか刺さるテーマです。
ニュース概要

PC Gamerが「Game Passの成功事例」と題した記事を公開しました。タイトルでは、サブスク型(月額課金で遊び放題の仕組み)サービスであるXbox Game Passを引き合いに、「価格を下げればより多くの人が購入する」という、いわば経済の基本原則を半ば皮肉混じりに紹介しています。近年のゲーム業界で続く値上げの流れに対し、Game Passが示した「安価で間口を広げる」アプローチを取り上げた論考となっています。
出典: PC Gamer
ハマケンのひとこと
当たり前のようでいて、業界の現状を見るとどうにも耳が痛い指摘ですよね。ここ数年、フルプライスのソフトは70ドル、80ドルへと値上がりし、Game Pass自体も度重なる値上げが話題になりました。そんな中で「安くすれば人は買う」という当然の事実をわざわざ記事にしなければならない、というのが今のゲーム業界の歪みを象徴している気がします。とはいえ、Game Passのようなサブスクが「フルプライスでは手が出ない層」を取り込み、結果的にインディーや中堅タイトルにとっての受け皿になってきたのは事実。問題は、その間口を広げる戦略を維持しながら、開発者にきちんと利益が還元される仕組みを作れるかどうか。安さで人を集めて、その後どう持続させるか――サブスク全盛時代の本当の課題はここにあるのかなと感じます。

