クラウドストリーミング専用タイトルとしてSwitchに配信されていた『Aliens: Fireteam Elite』が、8月5日をもってサービスを終了し、購入済みのユーザーを含め誰一人プレイできない状態になりました。
ニュース概要

開発元のCold Iron Studiosは今年初めに、Switch版『Aliens: Fireteam Elite』のサービスを8月5日に終了すると告知していました。同作はSwitch上でゲームデータをローカル(本体内)に保存して動かすのではなく、クラウド上のサーバーにアクセスして映像を受信するストリーミング方式で動作していたため、サーバー停止と同時に完全に起動不能となっています。eShopからの販売停止はすでに今年初頭に行われており、他のデジタルプラットフォームでも同様に取り扱いが終了しています。
出典: GameSpot
ハマケンのひとこと
「お金を払って買ったゲームが、ある日突然まったく遊べなくなる」——これはクラウドゲーミングが抱える本質的な問題を改めて突きつける出来事です。Switch版の『Aliens: Fireteam Elite』はそもそもクラウドストリーミング専用でした。つまり、ユーザーが購入していたのは「ゲームそのもの」ではなく、「サーバーにアクセスする権利」に過ぎなかったわけです。サーバーが止まれば権利ごと消える、という構造ですね。
近年、Switch向けにクラウド限定で配信された海外タイトルはいくつか存在しますが、その多くが同様のリスクをはらんでいます。「なぜこのゲームだけダウンロードできないの?」と気づかずに購入してしまったユーザーも少なくないはずで、購入画面での説明がどこまで十分だったかも気になるところです。デジタルゲームの「所有」とは何かを問い直すきっかけとして、業界全体で議論が深まってほしいと個人的には思います。物理メディアの価値が見直されているのも、こういった背景があるからかもしれません。

