任天堂はゲームの保存・復刻に一定の前進を見せてきた一方で、歴史的に重要な作品の一部は、いまだ合法的・現実的な手段でプレイする方法がほぼ存在しないという現状が改めて指摘されています。
ニュース概要

Polygonが取り上げたこの記事では、Nintendo Switch Onlineへのレトロタイトル追加など、任天堂がゲーム保存に向けて積み重ねてきた努力を認めつつも、それでもなお現時点で一般ユーザーが正規の方法でアクセスできない、歴史的に重要なクラシックタイトルが5本存在すると指摘しています。ハードウェアの廃盤、オンラインサービスの終了、権利関係の複雑さなど、様々な要因が絡み合い、これらの作品は事実上「遊べない状態」に置かれたままになっています。
出典: Polygon
ハマケンのひとこと
ゲームの保存問題は、業界全体で長年議論されてきたテーマですが、任天堂という世界最大級のゲームIPホルダーに対してこの問いを向けると、話は一段と重くなります。Nintendo Switch Onlineのレトロライブラリは確かに充実してきていますし、ファミコン・スーパーファミコン・N64と対応ハードが増えたことは評価できます。ただ、権利関係が複雑なサードパーティとの共同開発タイトルや、特定ハード専売で展開されたオンライン限定コンテンツなど、「救いにくい事情がある作品」は依然として取り残されがちです。
ゲームは映画や音楽と同様に文化資産であり、次世代に伝えるべき「遊べる歴史」です。Polygonが具体的に5本を名指しして問題提起した意義は大きく、こうしたメディアの継続的な批評が、企業を保存の方向へ動かす圧力になると筆者は考えます。任天堂ファンとして、単なる批判ではなく「どうすれば解決できるか」という前向きな議論が広がっていってほしいところです。

