Amazonが手がける「Tomb Raider: Catalyst」の発売時期が2028年以降にずれ込むことが、同社ゲーム部門のトップによって公式に認められました。ローラ・クロフトの新たな冒険は、またも待ち時間が伸びることになります。
ニュース概要

Amazonが開発・パブリッシングに携わる「Tomb Raider: Catalyst」について、同社ゲーム部門の責任者が2028年より前のリリースは難しいと明言しました。今回の延期発表は今に始まった話ではなく、Amazonはこれに先立ち、トゥームレイダー第1作のリイマジニング(世界観や設定を再構築した新解釈版)と位置づけられる「Legacy of Atlantis」も延期していました。さらにラジオドラマや映像作品といったメディアミックス展開でも停滞が続いており、Amazonの「Tomb Raider」ブランド全体が足踏みを強いられている格好です。
出典: Eurogamer
ハマケンのひとこと
「Catalyst」と「Legacy of Atlantis」が同時並行で延期というのは、単なる開発スケジュールの問題というより、Amazonのゲーム事業そのものが方針の見直しを迫られているサインかもしれません。Amazonといえば「New World」「Lost Ark」の北米展開など、MMO(多人数同時参加型オンラインゲーム)分野に力を入れてきた印象がありますが、シングルプレイ向けの大型IP管理はまた勝手が違うようです。
「Tomb Raider」はクリスタル・ダイナミクスが長年育ててきたシリーズで、2013年リブート以降は世界的な人気を取り戻しました。そのブランドをAmazonが引き継いで以降、発表こそ相次いでいるものの実際にプレイヤーの手に届くものがなかなか出てこない状況が続いています。2028年というのはまだ3年近く先の話であり、その間に「Catalyst」の中身がどれほど変わるのかも気になるところです。「開発中」と「延期」を繰り返すうちにゲームの方向性が揺らぐケースは珍しくありませんので、続報の質と量に注目していきたいと思います。

