『South of Midnight』を手がけたXbox傘下のスタジオCompulsion Gamesが、7月にも実施されるとみられるMicrosoft/Xboxの大規模再編を前に、所属スタッフが社外での求職活動を行うことを公に認めているとの報道が出ています。スタジオ閉鎖や人員削減の可能性が現実味を帯びるなかでの動きです。
ニュース概要

Rock Paper Shotgunが伝えたところによると、今年4月にアクションアドベンチャー『South of Midnight』をリリースしたばかりのCompulsion Gamesにおいて、経営陣がスタッフに対し、社外の求人へ応募することをオープンに認めているとされています。背景にあるのは、Xboxが7月にも踏み切るとされる大規模な事業再編で、スタジオ閉鎖や人員削減が広く懸念されている状況です。新CEOも事業が「広がりすぎた」と発言したと報じられています。
ハマケンのひとこと
つい数か月前に新作を世に送り出したばかりのスタジオで、こうした動きが出ているというのは、なかなか重たいニュースです。『South of Midnight』はアメリカ南部のフォークロアを題材にした独特な世界観で、ストップモーションを思わせる映像表現も話題になった意欲作でしたが、商業的なインパクトという面ではXboxが求める規模に届かなかった可能性が透けて見えます。一方で、スタッフの転職活動を公然と認めるというのは、経営側の「誠実さ」の表れとも受け取れます。突然の発表で全員が路頭に迷うよりは、事前に準備期間を与える方がずっと健全ですよね。ここ数年のMicrosoft傘下スタジオへの相次ぐ整理を見ていると、Activision Blizzard買収で膨らんだ組織のスリム化が一段と進む流れに思えます。Compulsionの個性的な作家性が、どんな形であれ業界の中で生き残ってくれることを願います。

