「キャラクターでも生き物でもなく、ただの立方体にモーキャプを行った」――そんなユニークな開発エピソードが、Santa Monica Studioの新作『God of War: Laufey』を巡って明らかになり、海外ゲーマーの間で小さな話題になっています。
ニュース概要

PC Gamerが報じたのは、『God of War: Laufey』の制作過程における風変わりな逸話です。同作の演出のため、開発チームは人物や動物ではなく、なんと「立方体(キューブ)」を対象にモーションキャプチャを実施したとのこと。俳優の演技を記録するのが一般的な手法であるモーキャプを、無機質なオブジェクトに対して行うという珍しいアプローチが、新たな表現の試みとして紹介されています。
出典: PC Gamer
ハマケンのひとこと
「立方体にモーキャプ」と聞くと一瞬「?」となりますが、ゲーム開発の現場ではこういう型破りな手法が意外と効果を発揮することがあるんですよね。おそらく、岩や箱、あるいは何らかのオブジェクトが転がったり弾んだりする動きを、人間の俳優が物理的に演じてリアルな質量感や慣性を記録した、というところでしょうか。CGで物理シミュレーションするより、人間が「重い物体らしく動かす」方が嘘のない説得力が出る場合があるので、案外これは合理的な選択だと思います。『God of War』シリーズは演出のこだわりに定評があり、レオやアトレウスの細やかな動作も俳優の演技あってこそでした。『Laufey』でもこうした地味な努力の積み重ねが、あの重厚な世界観を支えていくのでしょうね。続報が楽しみです。

