Valveの共同創業者ゲイブ・ニューウェル氏が、Steamを「独占的」と批判する声に対して直接コメントを出しました。PCゲーマーには購入先を選ぶ自由が十分にあり、Steamが市場を不当に支配しているという見方は当たらない、というのが彼の主張です。
ニュース概要

PC Gamerが伝えたところによると、ニューウェル氏はSteamの独占的地位を問う指摘に対し、プレイヤーには他のストアを含めて「膨大な選択肢」があると反論しました。また2023年の証言では、他のストアでより安い価格を付けることを禁じる「暗黙のルール」がValve社内に存在するという見方も明確に否定しています。価格設定をめぐっては米国でValveに対する集団訴訟が進行中で、今回の発言はそうした流れの中で改めて注目を集めた形です。
出典: PC Gamer
ハマケンのひとこと
確かにEpic Games Store、GOG、Microsoft Store、Humble、Itch.ioと、PCゲームの購入先は数えればキリがないほど存在します。その意味でニューウェル氏の「選択肢はある」という主張は事実として正しい部分もあります。ただ、争点になっているのは「ユーザーの選択肢」ではなく「パブリッシャー側の選択肢」のはず。Steamで売るならSteam版より安く他で売るなというプレッシャーがあるのか、それともValveが言うように本当にそんなルールは存在しないのか。Epicが手数料12%を打ち出してもなおSteamの牙城が崩れない構造の理由がここに絡んでくるので、訴訟の行方は業界全体にとって無視できない一件になりそうです。Steamのサービス品質が圧倒的なのは事実なだけに、議論の落とし所が気になります。

