舞台はまさかの海底。荒廃した海の底を少しずつ豊かな生態系へ戻していくシティビルダー『Life Below』が、海外メディアRock Paper Shotgunで「意外なほど癒される一作」として紹介されています。無機質になりがちなジャンルに、生命の息吹を吹き込もうとする意欲作です。
ニュース概要

『Life Below』は、死に瀕した海底を復活させていくシティビルダー(街づくりシミュレーション)です。Rock Paper Shotgunのレビューでは、整然としたグリッドや効率重視で無機質になりがちな同ジャンルにおいて、本作はカクレクマノミをはじめとした生き物たちの存在感や、海中ならではの彩り豊かな表現によって、驚くほど落ち着いた雰囲気を生み出していると評されています。建物を配置して街を発展させていく従来の流れに、海底環境の再生という独自テーマを重ねた一本です。
ハマケンのひとこと
シティビルダーって、突き詰めると効率と最適化のパズルになりがちなんですよね。住宅と工場の配置、労働者の供給範囲、物流の最短ルート……数字とにらめっこしているうちに、いつのまにか「街に住む人」のことを忘れてしまう。そんなジャンルの中で、舞台を「死んだ海底」に持ってきたのは大正解だと思います。プレイヤーの行動がそのまま生態系の回復として可視化されるので、効率を追求する作業そのものが「命を取り戻す物語」になる構造です。サンゴが広がり、魚が群れを成して泳ぐ様子を眺めながらまったり街を広げる、というのは『Cities: Skylines』系の緊張感とはまた違った魅力がありそう。最近は『Terra Nil』のような環境再生系も人気ですし、この方向性のコージー(cozy=居心地のよい)系シミュレーション、もっと増えてほしいジャンルです。続報を追いかけたいと思います。

