人気タクティカルFPS『Valorant』が、AMDの入力遅延低減技術「Anti-Lag 2」に対応しました。ただしPC Gamerの検証によれば、高性能なAMD環境のユーザーが大きな恩恵を受けられるとは限らないようです。
ニュース概要

Riot Gamesの『Valorant』に、AMDの遅延低減機能であるAnti-Lag 2が実装されました。これはマウスのクリックから画面に反映されるまでの遅延を縮める技術で、NVIDIAのReflexに相当するものです。PC Gamerが実機で効果を検証したところ、ハイエンドのAMD環境ではすでに遅延が小さいため、改善幅は限定的だったと報告しています。一方で、性能が控えめなPCのほうが恩恵を実感しやすい可能性があるとのことです。
出典: PC Gamer
ハマケンのひとこと
競技性の高いFPSにおいて、入力遅延は勝敗を直接左右する要素なので、Anti-Lag 2への対応自体は素直に歓迎したいところです。とはいえ、もともと『Valorant』は軽量設計で、ハイリフレッシュレートのモニターと強力なGPUを組み合わせれば、すでに体感できないレベルまで遅延が抑えられているタイトルでもあります。検証結果が「ハイエンドではあまり変わらない」となるのも、ある意味で納得できる話ですね。むしろ注目すべきは、Radeonの中位〜下位GPUを使っているプレイヤーや、ノートPCでプレイしているライト層にとっての改善幅でしょう。フレームレートが安定しにくい環境ほど遅延のばらつきも大きくなりがちなので、そうしたユーザーがピーク時のエイム精度を底上げできるなら、競技シーンの裾野を広げる意味でも意義のあるアップデートだと感じます。

