GameStopのCEOライアン・コーエン氏が、自社所有のGameStop関連グッズをeBayに出品し始めました。表向きの理由は、500億ドル超とされるeBay買収提案の資金を捻出するため、というものです。
ニュース概要

米ゲーム小売大手GameStopのCEOであるライアン・コーエン氏が、オークションサイトeBayに対して500億ドルを超える規模の買収提案を出したことに続き、当のeBay上にGameStop関連のグッズを複数出品しました。本人いわく、その目的はeBay買収の資金を集めるため、とのこと。コーエン氏はこれまでもSNS上での皮肉やユーモアを交えた発信で知られており、今回の出品も「そんな大金を用意できるはずがない」という外部の声に対するジョーク的なリアクションだと見られています。
出典: GameSpot
ハマケンのひとこと
そもそも500億ドル規模の買収提案自体がかなり大胆な話題ですが、その資金を「eBayで自社グッズ売って捻出します」と言ってのけるあたり、ライアン・コーエン氏のSNS文化との親和性の高さを感じます。彼はミーム株(個人投資家のSNS熱で価格が大きく動く銘柄)の象徴とも言えるGameStopを率いている人物で、株主向けにも独特なユーモアを交えた発信を続けてきました。今回の一件も、シリアスな企業買収提案を「ネタ」として消費させることで、結果的にGameStopとeBay双方への注目を集める計算が働いているように見えます。本気で買収が成立するかは別として、こうしたパフォーマンスが米国の小売・株式市場で機能してしまうこと自体が、ゲーム業界の周辺にある独特な空気を物語っていますね。続報があれば追っていきたいところです。

