世界的に利用されているLinuxディストリビューション「Ubuntu」を開発するCanonicalが、自社のWebインフラに対して継続的かつ国境をまたぐ形での攻撃を受けていると明らかにしました。Ubuntu関連の複数サイトやサービスに影響が及んでいるとのことです。
ニュース概要

Ubuntu Linuxを手掛けるCanonicalが、自社のWebインフラに対して「持続的かつ越境的な攻撃」が行われていると発表しました。これにより、Ubuntu関連のさまざまなサイトやサービスで影響が出ている模様です。Linuxディストリビューションは、PCやサーバー向けのOSとして世界中で広く採用されており、Ubuntuはその中でも代表的な存在。今回の攻撃の影響範囲は広く、対応が続けられている状況とされています。
出典: PC Gamer
ハマケンのひとこと
ゲーマー視点だと「Ubuntuって自分には関係ないかな?」と思う方もいるかもしれませんが、実はかなり身近な話だったりします。SteamのProton(Windowsゲームを動かす互換レイヤー)経由でLinuxでゲームを遊ぶ人が増えていますし、Steam DeckのSteamOSもLinuxベース。さらにゲームサーバーやマルチプレイのバックエンドはUbuntuで動いているケースも多いんですよね。
今回はあくまでWebインフラ側への攻撃でOSやパッケージ配布そのものへの侵害が確認されたという話ではないようですが、apt(パッケージ管理ツール)でのアップデートやドキュメント参照に支障が出ると、開発者にとっても地味に痛い事態です。近年はゲーム会社を含むあらゆる企業がランサムウェアやDDoS攻撃の標的になっており、「縁の下の力持ち」であるOSベンダーが揺れると業界全体に波及しかねません。続報と早期復旧を願いたいところです。

