VRヘッドセット(頭に装着して仮想空間を体験するゲーム機器)の改造というと敷居が高く感じますが、Valveが自らその扉を開け放ったようです。同社が開発するSteam Frameの設計データを無料で公開したというニュースが届いています。
ニュース概要

Valveは自社のVRヘッドセット「Steam Frame」について、完全なCADファイル(製品の立体形状を再現できる設計図データ)を無料で公開しました。これにより、ユーザーが本体の構造を正確に把握した上で、3Dプリンターなどを使った独自パーツの製作や外装の改造に取り組みやすくなります。海外メディアでは、この公開を受けてユニークな改造パーツを作ろうとするファンの動きがすでに話題になっています。
出典: PC Gamer
ハマケンのひとこと
メーカーが自社ハードウェアの設計データをまるごと公開するのは、なかなか思い切った判断だと思います。普通なら「改造されたら保証対応が大変」「デザインを真似されたくない」といった理由で囲い込みたくなるところですが、ValveはSteamというプラットフォームそのものがMODカルチャー(ユーザーによる改造・拡張文化)と共に育ってきた会社。今回の対応も、その延長線上にあるように感じます。実際、海外では「猫耳パーツを付ける人が出てくるのでは」なんて冗談交じりの予想も飛び交っているようで、見た目のカスタマイズから機能面の拡張まで、ユーザーコミュニティがどんな発想を見せてくれるのか楽しみです。VR機器はまだ発展途上の分野だけに、ユーザー主導の改造から思わぬ改良アイデアが生まれる可能性もありそうですね。

