海外メディアPC Gamerが、2010年末に発売されたサードパーソンシューター『James Bond 007: Blood Stone』(2011年当時のレビュー)を改めて公開しました。「ボンドはもっと良い作品にふさわしかった」という、なかなか辛辣な総評が添えられています。
ニュース概要

PC Gamerが、2010年に登場した『James Bond 007: Blood Stone』の当時のレビュー記事をアーカイブとして公開しました。本作は『Just Cause』シリーズで知られるBizarre Creationsが開発したサードパーソンシューター(三人称視点のシューティング)で、当時のジェームズ・ボンド役ダニエル・クレイグやジュディ・デンチらが声と顔のモデルを担当した作品です。レビューでは「ボンドはこれより良い扱いを受けるべきだった」と総括されており、シリーズファンには物足りない一作だったとの評価が伝えられています。
出典: PC Gamer
ハマケンのひとこと
『Blood Stone』はレースゲーム『Project Gotham Racing』で名を上げたBizarre Creationsの遺作的なタイトルでもあり、本作リリースの直後にスタジオが閉鎖されてしまったという、ゲーム史的にもちょっと切ない経緯を持っています。映画ボンドの「クレイグ期」のシリアスな路線をゲームに落とし込もうとした意欲作で、カーチェイスシーンの作り込みなどは当時のBizarreらしい良さも光っていました。一方でカバーシューター部分の凡庸さが弱点と評されがちで、PC Gamerの再評価もそこが効いてきた印象です。最近はライセンス問題でストアから消えてしまい、新規プレイがほぼ不可能な「幻の007ゲーム」状態。IO Interactiveが手がける新作『Project 007』の続報が待たれるこのタイミングで、過去作を振り返る記事が出てくるのはなかなか味わい深いですね。

