ゲーム業界でのレイオフ(大規模な人員削減)が世界規模で続くなか、職を失った開発者たちを経済的に支えるための慈善バンドルが、インディーゲームプラットフォーム「Itch.io」にて販売を開始しました。
ニュース概要

「Game Industry Hardship Fund」と名付けられたこのバンドルは、現在Itch.ioにて販売中です。10ドル(約1,500円前後)を支払うと、100本以上のゲームをまとめて入手できる内容となっており、その売り上げはゲーム業界でレイオフに遭った開発者たちへの支援基金として活用されます。近年、大手・中堅を問わず多くのスタジオが相次いで人員削減を行っており、こうしたコミュニティ主導の支援活動が注目を集めています。
出典: PC Gamer
ハマケンのひとこと
ここ数年で、EA・Microsoft・Ubisoftといった業界大手から中小スタジオまで、世界中で数千人規模のゲーム開発者が職を失っています。スタジオ閉鎖のニュースも珍しくなくなってしまった昨今、こうしたコミュニティ発の支援活動が自然と生まれてくるのは、インディーゲームシーンならではの温かさと結束力を感じさせます。
10ドルという価格設定は絶妙だと思います。高すぎず、かといって「タダ同然」でもないこのラインが、幅広い人が気軽に参加できるちょうどいい敷居になっているはずです。しかも100本超のゲームが付いてくるわけですから、純粋にコストパフォーマンスの面でも申し分ありません。
一点気になるのは、集まった資金がどのような仕組みで誰に届けられるのか、という配分の透明性です。「Hardship Fund(困窮支援基金)」という名称からは支援の意図が伝わりますが、具体的な配布プロセスが明示されていれば、購入をためらっている人の背中をより強く押せるはず。Itch.io自体はインディー開発者を大切にするプラットフォームとして知られているだけに、この取り組みとの相性は抜群です。ゲームを楽しみながら業界の人たちを支えられる機会として、個人的にも応援したい動きです。

