ダークな雰囲気の中で営む宿屋経営シミュレーション『Wolf with Inn』。リリースからわずか10日というタイミングで、開発元がスタジオの閉鎖を報告したというニュースが飛び込んできました。インディーゲームを取り巻く現状を考えさせられる一報です。
ニュース概要

人狼が主人公の宿屋運営シム『Wolf with Inn』を手がけた開発元が、ゲーム発売から10日というごく短期間でスタジオを閉じることを明かしました。同作はダークながらもどこか居心地のよい雰囲気の酒場・宿屋を切り盛りするタイトルとして注目を集めていましたが、商業的に厳しい結果となった様子です。詳しい背景や今後の対応についてはGameSparkの記事で報じられています。
出典: GameSpark
ハマケンのひとこと
「人狼が宿屋を営む」という設定だけでもうかなり個性的で、見た目のセンスやコンセプトの強さで言えば刺さる人にはガッツリ刺さるタイプの作品だったはず。それだけに10日で閉鎖の報が出てしまうのは本当に切ない話です。最近のインディー界隈は、Steamに毎日大量の新作が並ぶ中で「面白そう」と思ってもらうまでに辿り着くこと自体が至難の業で、どれだけ作り込まれていても発売直後の数週間でほぼ売上の山が決まってしまう、という構造的な厳しさがあります。コンセプト先行で勝負するインディーほど、コミュニティの熱量を発売前から育てておけるかが生死を分ける時代なんだなと改めて感じます。せめて作品自体は遊べる形で残り続け、後追いで評価される機会があってほしいところです。

