近年のグラフィックボードは性能と引き換えに発熱も増す一方ですが、Cooler Masterが面白いアプローチの新製品を発表しました。GPUの上に取り付けて、熱風をケース外へ直接押し出すという後付け型のクーラーアクセサリーです。
ニュース概要

Cooler Masterが、グラフィックボードの上部に装着するタイプの排熱補助アクセサリーを発表しました。最近主流の「オープンファン式」GPUクーラーは熱をケース内にまき散らし、CPUクーラーやマザーボードに悪影響を与えがちですが、この製品は熱気をケース外へ逃がす、いわゆる「ブロワー」方式の発想を取り入れたもの。Cooler Masterによると、これを装着することで4〜6℃程度の温度低下が見込めるとのことです。
出典: PC Gamer
ハマケンのひとこと
かつてGeForce GTX世代のリファレンスモデルでよく見られた、いわゆる「ブロワーファン」(熱風を一方向にケース外へ吐き出す方式)は、騒音と冷却性能のバランスから一度は廃れた存在でした。でも、ハイエンドGPUの消費電力が400Wを超える今となっては、ケース内に熱を撒き散らさない設計が改めて見直されつつあるのは納得です。特に小型ケースや、CPUが空冷の構成だと、GPUの排熱で全体の温度が一気に底上げされてしまうので、4〜6℃でも下がるなら効果は大きいはず。気になるのは騒音と取り付けのしやすさ、そして対応するGPUの幅広さですね。最近はGPUの厚みも形状もバラバラなので、汎用アクセサリーとしてどこまでフィットするのか実機レビューを早く見たいところです。ロマンと実用性が両立した、ちょっとワクワクするガジェットだと思います。

