マーベル・スタジオが2019年に鳴り物入りで発表したマハーシャラ・アリ主演の『ブレイド』リブート映画が事実上の失敗プロジェクトとなり、ケヴィン・フェイギー社長がその経緯と現状についてコメントしました。
ニュース概要

2019年のコミコンでマハーシャラ・アリ(『グリーンブック』などで知られるアカデミー賞俳優)をキャストに据えて発表されたMCU版『ブレイド』は、監督交代や脚本の大幅な見直しを繰り返した末、実質的に頓挫した状況にあります。マーベル・スタジオのケヴィン・フェイギー社長はこの件に触れ、「ウェズリーが戻ってきたことにとても興奮している」と発言。1990年代後半から2000年代にかけてブレイドを3作にわたって演じたウェズリー・スナイプスの復帰に前向きな姿勢を示しました。
出典: Polygon
ハマケンのひとこと
1998年公開のウェズリー・スナイプス版『ブレイド』は、X-MENやスパイダーマンのヒットよりも前に登場した「マーベル実写の先駆け」とも呼べる作品で、当時のアクション映画ファンには根強い人気があります。それだけに、マハーシャラ・アリという実力派を起用しながらも数年間まともに動けなかったリブート版の迷走ぶりは、MCUの「フェーズ4以降の迷い」を象徴する出来事のひとつに見えました。
フェイギー氏が「ウェズリーが戻ってきた」と表現したのは興味深いポイントです。単なる慰めの言葉ではなく、実際にスナイプスを再びブレイドとして起用する方向で動いているとすれば、MCUが”懐かしいキャスト”を活用するトレンド(トム・ホランド以前のスパイダーマン俳優たちの復帰など)を意識した判断とも読めます。ただし現時点で公式発表はなく、憶測が先行しやすい状況です。続報が出るまでは期待値を抑えつつ、動向を注視したいところです。

