サラ・J・マースが手がけた人気小説シリーズ「A Court of Thorns and Roses」が、ついにテーブルトップゲームとして生まれ変わります。物語の舞台である架空世界・プリシアンに存在する7つのコートを軸に据えた戦略ボードゲームとして登場する予定です。
ニュース概要

「A Court of Thorns and Roses」(通称ACOTAR)は、サラ・J・マースによる小説シリーズで、ロマンタジー(ロマンス+ファンタジーを掛け合わせた近年注目のジャンル)の代表作として世界的なベストセラーとなっています。今回、この人気シリーズを原作とした戦略ボードゲームの開発が発表されました。ゲームデザインは、作中の架空世界「プリシアン」に存在する7つのコート(宮廷)の構造を中心に組み立てられているとのことです。
出典: Polygon
ハマケンのひとこと
ACOTARシリーズは、TikTokの読書コミュニティ「BookTok」を通じて爆発的に広まった経緯を持ち、英語圏では特に若い女性読者を中心に熱狂的なファン層を抱えています。そのIPがボードゲームに展開されるのは、ある意味で自然な流れとも言えます。
個人的に気になるのは、「7つのコートを軸にした戦略ゲーム」という設計の方向性です。各コートが独自のルールや能力を持つ派閥として機能するなら、「Root」のような非対称勢力型のゲームに近い構造になるかもしれません。そうなれば、ファン向けの記念グッズ的な位置づけにとどまらず、純粋にボードゲームとして遊び応えのある作品になる可能性があります。一方で、ロマンタジー読者とボードゲーマーはこれまでさほど重なりがなかった層でもあるため、双方をうまく取り込めるかがヒットの鍵になりそうです。日本への展開については未確認ですが、続報があればまたお伝えします。

