海洋サバイバルの代表格『Subnautica』の続編『Subnautica 2』をめぐり、海外メディアRock Paper Shotgunが興味深い考察を公開しました。プレイヤーから挙がる「武器が欲しい」という要望を切り口に、オープンワールドというジャンルが抱える根深いテーマを掘り下げています。
ニュース概要

記事の筆者は『Subnautica 2』をプレイしていると、自分とは無関係に営まれる海中生物たちの世界と、自分自身が干渉していく世界という、二つの世界に同時に浸っているような感覚を覚えると語っています。そのうえで、プレイヤーコミュニティから出ている「もっと攻撃手段が欲しい」「武器を実装してほしい」といった声を取り上げ、広大なオープンワールドゲームと、そこに自然と生まれてしまう“制圧したい”という欲求を切り離すことの難しさについて論じています。
ハマケンのひとこと
これ、初代『Subnautica』からずっと付きまとってきた議論なんですよね。あのゲームは「武器をほぼ持たせない」ことで、海の怖さや美しさ、そして“自分は侵入者である”という感覚を成立させていました。だからこそ、リーパーリヴァイアサンに襲われた時の絶望感は唯一無二だったわけです。一方で、オープンワールドという形式そのものが「行動できる範囲=支配できる範囲」と錯覚させやすいのも事実で、プレイヤーが武器を欲しがるのは半ば自然な反応でもあります。『ゼルダBotW』や『原神』のように戦闘を前提にした探索型ゲームに慣れた人ほど、丸腰の海中探索は不安に感じるのかもしれません。Unknown Worldsがこの“非武装の哲学”を続編でどこまで貫くのか、開発の方針に注目したいところです。

