購入したゲームがサービス終了で遊べなくなる――そんな現状に一石を投じる動きが、アメリカ・カリフォルニア州で進展しました。消費者の権利保護を訴える「Stop Killing Games」運動を背景にした法案が、州議会本会議の採決を通過したと報じられています。
ニュース概要

カリフォルニア州下院(State Assembly)で「Protect Our Games Act」と呼ばれる法案が本会議の投票を通過しました。この法案は、ゲームのサーバー停止などによってプレイヤーが購入済みタイトルを遊べなくなる事態に歯止めをかけることを目的としており、ユーザー主導の国際的なキャンペーン「Stop Killing Games」が掲げる主張をベースに作られたものです。今後はさらに上院での審議などを経て成立を目指す段階となります。
出典: Eurogamer
ハマケンのひとこと
「Stop Killing Games」は、YouTuberのRoss Scott氏が中心となって始まった、サービス終了で完全に遊べなくなるゲームに対抗しようという国際的な運動です。EUでも署名活動が大きな話題になりましたが、今回はアメリカの一州とはいえ、議会で実際に法案として可決まで進んだことが画期的だと感じます。カリフォルニアといえばActivisionやRiot、Blizzardなど大手パブリッシャーの本拠地が多い土地柄で、ここで法律ができれば業界全体への影響は計り知れません。もちろん、オフラインモードの提供義務化やサーバープログラムの公開といった措置は開発者側の負担も大きく、運用コストや知的財産との折り合いをどう付けるかが焦点になりそうです。日本でも『PSO2』のクラシック版終了など他人事ではない話題なので、海の向こうの議論の行方を引き続き注視したいところです。

