D&D(ダンジョンズ&ドラゴンズ)の設定のなかで最もダークとも称される「ダーク・サン」が、2027年に復活することが報じられました。長年公式からほぼ顧みられることのなかった幻の世界観に、ファンの注目が一気に集まっています。
ニュース概要

D&Dのキャンペーン設定(世界観をまとめたパッケージのこと)「ダーク・サン」が、2027年に向けて復活することが明らかになりました。舞台となるのは「アサス」という荒廃した砂漠の惑星で、魔法の乱用によって大地は枯れ果て、水も食料も乏しい極限状態が延々と続く世界です。PC Gamerはこの容赦なく苛烈な世界観を「D&Dの設定のなかでもっともヘヴィメタル」と表現しており、王道ファンタジーとは一線を画した重苦しいサバイバル的雰囲気が大きな特徴となっています。
出典: PC Gamer
ハマケンのひとこと
ダーク・サンはもともと1991年にTSR社が発表したD&D用の設定で、当時の剣と魔法の王道ファンタジーとはまったく逆のベクトルを持つ異色作として話題を集めました。魔法を使うたびに周囲の生命を吸収してしまう「汚染魔法」という概念や、金属が極端に乏しいため骨や石で作られた武器が標準装備であること、独裁的な”ソーサラー・キング”が支配する終末的な都市国家が点在する世界観など、ほかのD&D設定ではまずお目にかかれない要素が盛りだくさんです。
PC Gamerが記事の中で「木を殴らなくていいサバイバルゲーム」と茶目っ気たっぷりに書いているのも、そもそもアサスには木らしい木がほとんど存在しないという設定を踏まえた小粋なジョークで、ニヤリとさせられます。
『バルダーズ・ゲート3』の大ヒット以降、D&D関連コンテンツへの世間の注目はかつてないほど高まっています。その追い風のなかでダーク・サンが帰還するとなれば、Wizards of the Coastもかなり力を入れているプロジェクトのはず。タブレトップRPG(テーブルを囲んでプレイするアナログゲーム)としての展開なのか、映像ゲーム化もあり得るのか、まだ詳細は見えませんが、2027年に向けた続報をしっかり追っていきたいと思います。

