Compulsion Gamesのバイアウト(経営権の買い取り)が正式に完了し、同スタジオはMicrosoftのXbox Game Studiosから独立しました。これにより、同スタジオが手がけた『South of Midnight』の今後の販売収益は、Microsoftには入らない形となります。
ニュース概要

『We Happy Few』や『Contrast』などを開発してきたCompulsion Gamesは、2018年にMicrosoftに買収されてXbox Game Studiosの一員となっていました。しかし今回、バイアウト(外部または経営陣による株式の買い取り)が成立し、同スタジオはMicrosoftの傘下から離脱。Xbox Game Studioとしての立場は正式に終了しています。これに伴い、同スタジオが開発した『South of Midnight』を今後購入した際の売上は、Microsoftへは還元されない仕組みになります。
出典: PC Gamer
ハマケンのひとこと
ここ数年、Microsoftはゲーム事業において大規模な買収を続けてきた一方で、2024年にはArkane AustinやTango Gameworksといったスタジオの閉鎖を相次いで発表し、業界に大きな衝撃を与えました。そうした流れの中でのCompulsion Gamesの独立は、単なる経営判断の話にとどまらず、「大手パブリッシャーの傘下にいることが必ずしも安泰ではない」という現実を改めて示しているように感じます。
気になるのは、独立後のCompulsion Gamesが『South of Midnight』をどのように展開していくかという点です。Game Passへの提供やXboxプラットフォームとの関係がどう変化するのかはまだ不明ですが、パブリッシングやプラットフォーム戦略が今後どうなるかは注目です。また、独立によって開発方針の自由度が上がり、次のプロジェクトがより個性的な方向に振れる可能性もあります。Compulsion Gamesはもともとクセの強い世界観を得意とするスタジオですし、しがらみが減ることでその色がさらに強く出てくるなら、個人的にはむしろ歓迎したい気持ちもあります。今後の動向を引き続き追いたいと思います。

