インディーゲームの名門パブリッシャーAnnapurna Interactiveから、新作パズルゲーム『D-topia』が登場しました。海外メディアPolygonのレビューでは、未来社会への問いかけをテーマにしつつも、そのアプローチが“優しすぎる”という独特な評価がついています。
ニュース概要

Annapurnaが手がける新作パズル『D-topia』が公開され、Polygonがレビューを掲載しました。本作は穏やかな問題解決を通じて、社会や未来のあり方といった大きなテーマをプレイヤーに投げかける作品とのこと。ただしレビューでは、その語り口があまりに心地よく整えられているため、本来なら踏み込めるはずのシリアスな領域にまで到達しきれていない、という趣旨の指摘がなされています。テーマ性とゲーム体験の温度差が、評価の分かれ目になっているようです。
出典: Polygon
ハマケンのひとこと
「テーマは重いのに、体験が優しすぎる」というのは、実はAnnapurna作品ではよく見かける議論だったりします。『Florence』や『Neon White』のように、感情や思想を軽やかに包み込んで届けるのが得意なレーベルですから、『D-topia』もその延長線にあるのかもしれません。個人的には、パズルというジャンルで“ディストピア/ユートピア”を扱う時点でかなり挑戦的だと感じます。プレイヤーに「未来を選ばせる」タイプの体験は、下手に説教くさくなると一気に冷めますので、あえて温度を下げているのは製作側の意図とも読めます。ただ、問いかけの重さと解決の軽さのバランスは難しいところ。日本語対応があるかも含めて、続報を追いかけたい一本です。

