ポーランド出身の鬼才アグニェシュカ・スモチンスカ監督が手がける新作SF映画『Hot Spot』が、主演ヌーミー・ラパスとともにジャンルファンの間で早くも話題を集めています。
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『ザ・ルアー』(人魚姉妹が主人公のポーランド産ミュージカルホラーとして世界的に評価された作品)のスモチンスカ監督が、次なる一手として選んだのはSFスリラーという意外なフィールドでした。主演には『ドラゴン・タトゥーの女』や『プロメテウス』で知られるスウェーデン人女優ヌーミー・ラパスを迎え、”レトロフューチャー”な世界観——つまり過去が思い描いた未来像をビジュアルの軸に据えつつ、現代的なAIへの恐怖を絡めたストーリーを展開するとのことです。Polygonによる監督インタビューでは、その世界観を「『デューン』のいかれた従兄弟」と表現するなど、スケール感とクセの強さが両立した作品であることが示唆されています。
出典: Polygon
ハマケンのひとこと
「レトロフューチャー×AIホラー」という組み合わせ、ゲームファン的にもかなり刺さるキーワードではないでしょうか。レトロフューチャーの美学といえば、たとえば『Fallout』シリーズが体現してきた”核戦争後の50年代アメリカ風未来”や、『Atomic Heart』のソビエト未来主義的なビジュアルが真っ先に浮かびます。一方でAI恐怖を主軸にした作品は、近年『Detroit: Become Human』や『Observer』のようにゲームでも根強いジャンルになっています。スモチンスカ監督は『ザ・ルアー』でジャンルの文法を意図的に崩す手腕を見せた人物なので、単なるSFの定番展開に収まらない仕上がりになっている可能性が高いと思います。ヌーミー・ラパス自身も『プロメテウス』でSFの過酷な環境を体で演じてきた実績があり、両者の相性には期待が持てます。正式な公開日や日本での配信情報はまだ不明ですが、続報が入り次第お伝えしていきます。

